食育料理講習会 郷土料理を知ろう!~箱寿しと鬼まんじゅうを作ってみよう~

日時:平成30年8月1日(水)9:00~12:30
場所:公益財団法人愛知県学校給食総合センター
内容:施設めぐり
     食育講話「郷土料理を知ろう」
     料理教室 (実習献立)
講師: 安城市南部学校給食共同調理場 沓名 厚子先生
参加者:小学生とその保護者 31名


箱寿司 鬼まんじゅう 八杯汁

施設めぐりでは、県給食会の1階から3階までと冷凍庫、常温品の保管庫を見学しました。
 昔の給食と今の給食の違いの展示や、実際に給食で使用する物資の保管庫を見ることができ、子どもたちは冷凍庫に入った時には「寒くて凍っちゃう」と呟きながらも楽しんでいる様子で、貴重な経験ができたようでした。

次に郷土料理である箱寿し、鬼まんじゅうの調理実習を行いました。角にしっかりごはんを詰めることや、具材は斜めに並べると切り分けたときに色々な具がのることなど箱寿しを作るときのポイントを教えていただいた後、調理にとりかかりました。箱寿しの容器は牛乳パックを使い家庭でもできるもので、調理した具材を思い思いに並べ彩りよく仕上がっていました。
 子どもからは「楽しく料理できたので、また作ってみたい」、「並べきれないくらい具がたくさんあって楽しかった」などの感想がありました。

保護者からは「普段家では作らないものなので子どもたちも楽しく作っていました」、「具材が身近なものばかりだったので、家で子どもと作れそうです」などの感想がありました。
 調理実習の後、箱寿しの具の色の意味や鬼まんじゅうの名前の由来などのお話があり、郷土料理について知る機会となりました。
 会食時には講師の沓名先生が八杯汁を準備してくださっており、大満足の食事となりました。

講習会後の保護者のアンケート結果では、料理講習会が「楽しかった」、実施した献立が「役に立つ」と答えた人はともに100%でした。「なかなか郷土料理を家で作らないので良い機会になりました。忘れないうちに家で作ってみたいと思いました。」という感想があり、使用した牛乳パックを持ち帰る姿も見られ、有意義な料理講習会になったようでした。

箱寿しの型
箱寿し

(報告者 豊山町立豊山小学校 山田 武)