日時:平成30年11月17日(土) 10:30~16:45
場所:名古屋通信ビル
内容:
(前半の部) 10:30~12:00
講演1 演題:「糖尿病と精神疾患合併症」
講師:関西福祉科大学 心理科学部 心理科学科 教授 川上 範夫 先生
(後半の部) 13:30~16:45
講演2 「カーボカウントの手引書、使い方について」
講師:京都大学医学部附属病院 疾患栄養治療部 副部長 幣 憲一郎 先生
参加者:139名(会員131名、県外3名、非会員5名)
平成30年11月17日(土)、名古屋通信ビルにおきまして第3回医療部会研修会が実施されました。
前半の部では、関西福祉科大学の川上範夫先生をお招きし、糖尿病患者さんの心理傾向や不安反応についてご講演頂きました。そのなかで糖尿病患者さんは依存状態にあり、否定しないことが大切と教えていただきました。
後半の部では、京都大学医学部附属病院幣憲一郎先生をお招きし、カーボカウントについて基本から実践についてご講演いただきました。カーボカウントはすべての糖尿病患者さんが適応となり、食品交換表を用いた食事療法を行っているが血糖コントロールが改善しない方や、3食の食事量の差が大きい方などに適することを教えていただきました。
症例検討を通して、基礎カーボカウントから応用カーボカウントについてディスカッションをしながら理解を深めることができました。また、食生活だけでなく生活習慣や運動を考慮し、低血糖を予測するも大切と教えていただきました。
今後の栄養相談に活かせる大変有意義な研修会となりました。
報告者:愛知医科大学病院 原田英典