日時:令和元年11月2日(土)10:30~16:45
場所:名古屋通信ビル
内容:
(前半の部) 10:30~12:00
講演1 演題:「経腸栄養患者の栄養管理」
講師:藤田医科大学病院 管理栄養士 伊藤 明美先生
(後半の部) 13:30~16:45
講演2 「栄養士が知っておきたい静脈栄養の基礎知識Part2」
講師:浅ノ川総合病院 薬剤師 東 敬一朗先生
講師:公立陶生病院 薬剤師 中村 直人先生
参加者:113名(会員101名、県外会員5名、一般5名、学生2名)3名)
令和元年11月2日(土)、名古屋通信ビルにおきまして第3回医療部会研修会が実施されました。
前半の部では藤田医科大学病院の伊藤明美先生をお招きし、経腸栄養の基本についてご講演頂きました。ガイドラインを交えながら経腸栄養の適応について教えて頂きました。また、経腸栄養剤の種類や病態との関係について学ぶことができました。
後半の部では浅ノ川総合病院の東敬一朗先生と公立陶生病院の中村直人先生をお招きし、静脈栄養の基本についてご講演頂きました。
東敬一朗先生は輸液処方について食事に置き換えた場合の例えなど、わかりやすく教えて頂きました。またグループで症例検討を行い、自由に輸液処方を考えることで「難しく考える必要はない」ということに気が付くことができました。処方後モニタリングを行い、再プランニングを行うことで個々にあわせて輸液管理ができることを教えて頂きました。
中村直人先生は体液と浸透圧、電解質の役割など輸液の基本について教えて頂きました。今後の臨床活動に役立つ内容が多く、リフィーディング症候群や微量元素欠乏症について学ぶことができました。
経腸栄養と静脈栄養について理解を深めることができた大変有意義な研修となりました。
(報告者:愛知医科大学病院 原田英典)