材料<6人分> ※作りやすい分量
上新粉 30g
小麦粉 100g
砂糖 120g
抹茶 小さじ2
水 300ml
大納言(または甘納豆) 30g
流し缶(20cm✕20cm)1個
蒸し器
さらし 1枚
作り方
(1) 上新粉、小麦粉、砂糖、抹茶をボウルに入れ、泡だて器で混ぜ合わせる。
(2) 水を少しずつ加えてその都度よく混ぜ合わせ、目の粗いざるでこしながら水でぬらした流し缶に入れる。
(3) 大納言を均等に入れ、蒸気の上がった蒸し器で30分蒸し、荒熱がとれたら切り分ける。
ひとくちメモ
名古屋のお土産として有名なお菓子。
およそ600年前の中国が元の時代、礼部員外郎(れいほうえんういろう)という薬の調達をする官職にあった陳宗敬(自ら陳外郎と称した)が、日本に帰化し、せきや痰に効く薬を伝えた。
その子宗奇は、室町幕府三代将軍の足利義満に招かれ、この家伝の薬を作り「透頂香」あるいは「ういろう」と呼んだ。また、客を接待するためにお菓子の製法も伝えたが、それが黒色・四角で「透頂香」と似ていたところからお菓子の方も「ういろう」と呼ばれるようになった。
ういろうは、名古屋地域では1659年(万治2年)頃から作られていたようですが、昭和6年に青柳総本家の三代目 後藤為彦が青柳ういろうの拡販をはかり名古屋駅構内とプラットホームの立ち売りを開始。こんにちまで、名古屋で積極的に技術革新と販路の拡大で名古屋名物が定着したそうです。
栄養成分表(上記レシピの1人分
- エネルギー:172Kcal
- たんぱく質:2.1g
- 脂質:0.4g
- 炭水化物:39.9g
- 塩分:0g